アトピー性皮膚炎の改善に効果的な漢方薬

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アトピー性皮膚炎の改善に効果的な漢方薬とは

アトピーに効果的な漢方薬を説明する医師

アトピー性皮膚炎といえば、幼少期にかかって成人になれば自然と改善するもの…なんてイメージがある人も多いでしょう。しかし、実は最近になって成人になってからアトピーによるアレルギー症状に悩まされる人が増えています。

 

アトピー性皮膚炎を発症すると、とにかく皮膚が痒くなってカサカサになったり、じゅくじゅくしてしまったり…という状態になるのです。そのため、痒みに悩まされるだけでなく、肌の見た目のことで悩む人も少なくありません。

 

そんなアトピー性皮膚炎の治療法として、近年漢方薬が注目されています。
ここでは、漢方薬を使ったアトピー性皮膚炎の治療についてお話していきましょう。

アトピー性皮膚炎にも種類がある!?

実は、ひとくちにアトピー性皮膚炎といっても、4つの種類があると言われています。

 

  • ストレスが原因で発症するもの
  • 梅雨の時期に悪化するもの
  • 秋から冬にかけて悪化するもの
  • 乳幼児に発症するもの(腎機能が弱いことが原因とされている)

 

これらのアトピーの種類によって、使用するべき漢方薬も異なってきますので、
まずは自分がどのタイプに当てはまるのかを考えてみてください。

タイプ別でオススメな漢方薬は?

それでは、自分のアトピー性皮膚炎のタイプがわかったところで、
それぞれにオススメな漢方薬をご紹介していきましょう。

ストレスが原因になっているもの

現代の日本はストレス社会です。職場やプライベートでの人間関係や家庭環境などで、無意識にストレスを溜め込んでいる人は多いでしょう。

 

こうしたストレスが溜まりすぎてしまうと、成人してから発症する「大人アトピー」に発展してしまいます。このようなストレスが原因で痒みが起きたり、肌荒れが酷くなる大人アトピーにオススメなのは、次の漢方薬です。

 

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
  • 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

 

以上3つの漢方薬はストレスと深い関係を持つ肝にたまった熱を冷ます効果を期待できるため、ストレスを溜め込みやすい人にはオススメです。

 

梅雨時期に悪化しやすいもの

日本人のアトピー性皮膚炎で最も多いと言われているタイプです。特徴は、梅雨の時期になると肌がジュクジュクしてしまうというもの。このようなタイプのアトピー性皮膚炎には、次のような漢方薬がオススメです。

 

  • 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

 

秋から冬にかけて悪化しやすいもの

秋から冬の季節は、肌が乾燥しやすいですね。そのため、これが原因で肌がカサカサになり、痒みを伴うようになります。このタイプにオススメの漢方薬は、次の通りです。

 

  • 当帰飲子(とうきいんし)
  • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

 

これらの漢方薬は、不足している水分を補う効果を期待できるのでカサカサになった肌に潤いを与え、痒みを軽減できるでしょう。

 

乳幼児に発症しやすいもの

乳幼児にアトピー性皮膚炎を発症する人は、腎臓の働きが弱い場合が多いです。そのため、腎臓機能低下を改善する効果を期待できる、次のような漢方薬が使用されます。

 

  • 六味丸(ろくみがん)
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)

 

いかがでしたか?このように、アトピー性皮膚炎に良いと言われている漢方薬には、様々なものがあります。自分が「何が原因でアトピー性皮膚炎になっているのか」を考え、適切な漢方薬を試してみるようにしましょう。

 

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